
・ 2006年WBC(世界バリスタ選手権)優勝者Klaus Thomsen氏、ダテーラ農園について語る
インターネットサイト「The Cafe Guide」上でのKlaus Thomsen氏インタビュー記事から引用
私のエスプレッソには適度な酸味と生き生きとしたフレッシュネスを組み合わせます。 私自身感じるのですが、私の味蕾は酸味が無いと活きてこないのだと思います。 WBCで使用したブレンドは、次の二つのブレンドです。
1. ブラジル・セラード地区のダテーラ農園
2. コスタリカ・タラズ地区のラ・ミニータ農園
この二つの農園は業界では良く知られており、クリーンでスウィートネスがあることでつとに有名です。 ダテーラはパルプトナチュラルであり、スウィートネス、しっかりとしたマウスフィール、またクリーミーな触感を伴っており、ブレンドした際に最も個性が活きるエスプレッソに適した造りになっています。 ラ・ミニータは水洗式コーヒーで、素晴らしいアロマと酸味が特徴です。この二つを合わせることで互いの個性を引き立て合います。 私は、これまでずっと探し続けてこのブレンドに到達することが出来、大変幸運だと思います。
・米国の著名なコーヒー評価サイト"COFFEE REVIEW"上に紹介されたDaterraに関するカップ評より引用
【COFFEE REVIEW "The World's Coffee Leading Coffee Buying Guide"より】
(Daterra農園Reserveの評価として)2005年9月
Ted LingleとKen Davisの両cupperが、芳醇だがまとまりよく上品なアロマと脂質、そしてバターの様なボディがあると評した。 シングルオリジンのエスプレッソに最適なドライベリーとビターチョコレートの調べが備わる。 スウィートネスが華やかに、ミルクに負けない。 Ken Davisはミルクと混ぜた際に味がシンプルになると感じ90ポイントで限界を感じた。 一方でTed Lingleは正統派としてのカップの素質をほぼ完璧に備えていると95点を与えた。
同席していた読者であるTeri BolaもTedに同意した。曰く、筆舌に尽くしがたいバランスが有り、丸みを帯び著しくスムース。 口の中で存在感を高めるあふれんばかりの厚くて豊富なチョコレートフレーバー。
・北米のダテーラユーザーであり、「テロワールコーヒー”TerroirCoffee”」というハイエンドなロースターを営んでいることで有名なGeorge Howell氏の「ワイン・スペクテイター」誌掲載記事から引用
【Wine Spectator Magazine online, November 30, 2006 issue.】
Howellは、生豆を真空パックに入れて輸出するブラジルのダテーラ農園の例を他のオリジンの生産者にもお勧めしている。 これにより湿度変化・麻袋による匂い移りを防ぐことができ、品質の持ちは大いに長くなる。
彼はこの真空パックをさらに冷凍保存して劣化を防いでいる。私は彼のラボで、2004年産麻袋保管、2004年冷凍保管、2006年冷凍保管、2006年焙煎後放置したもの、それぞれを比較試飲させてもらった。
焙煎業者はみなこれを行うべきで、違いは火を見るより明らかであった。
冷凍保管した生豆を焙煎したものは、Howellに言わせると「メイプルシロップ、ナッツ、ピーチのフレイバーを保ち素晴らしい個性、2004年麻 袋保管のコーヒーは、アロマを構成する油分がほとんどすべて揮発しており、キャラクターが消滅、細胞壁内に発生したリグニンという成分がウッディで炭化し たフレイバーを形成している」
Howellは最後に付け加えて、世界中のコーヒー愛好家が、本当に気に入ったテイストの生豆を冷凍保存することで記憶に頼るだけでなく、現物を保管し半永久的に楽しめる様になるはずだ、と。